【アプリの機能】

InBodyアプリのダッシュボードでは、最新の測定結果を一目で確認できるほか、体成分の変化も折れ線グラフで見やすく表示されます。また、個々の測定項目や目標設定、アクティビティデータの管理が可能です。

InBody測定結果概要

上記画像では、体重・筋肉量・体脂肪率を折れ線グラフで表示しています。測定結果は「低・標準・高」の3段階で評価され、「標準」であれば緑色、「低」または「高」の場合は赤色で表示されます。これは測定者の身長と標準BMI(男性22、女性21)から算出される標準体重を基準に評価しており、各項目における測定結果が適正かどうかを確認することができます。

ダッシュボードに表示する項目は、ダッシュボード右上の「表示項目設定」から自由に変更できます。
以下の項目から確認したい3項目を選んで表示できます。
体重 ・ 筋肉量 ・ 体脂肪率 ・ 骨格筋量 ・ 体脂肪量 ・ BMI ・ 基礎代謝量

運動記録

日々の運動内容を登録することで、本日消費したカロリーを自動で算出できます。「＋運動追加」から本日の運動内容を登録できます。検索窓に運動名を入力すると、その運動の消費カロリーが出てきます。さらに、運動の強度や時間を設定することで、より正確な消費カロリーを出すことができます。

検索しても該当する運動が表示されない場合は、「ここを押して追加することができます。」という箇所を選択して新たに運動を登録できます。その際のカロリーは、インターネットで検索した情報などを参考にご入力ください。一度登録した運動は、今後の検索結果に表示されるようになります。なお、InBodyで測定した「基礎代謝量」も、自動的に消費カロリーに含まれるようになっています。

体成分目標(目標設定と栄養・運動ガイド生成)

体成分目標では、理想とする「体脂肪量・骨格筋量」を設定することで、その数値を目指すための栄養や運動のガイドを活用できるようになります。「新しい目標設定」から、「体脂肪量・骨格筋量」の目標を設定できます。この目標設定では、7つの簡単な質問に回答することでご自身の運動・食事の習慣が反映された個別の栄養ガイドが表示できます。目標や運動する量が増えたなどの生活習慣が変化した場合は、「新しい目標設定」からもう一度7つの質問に答えていただくことで、現在の生活や目標にあった数値を再設定することができます。

栄養ガイド

目標設定が完了すると栄養ガイドが確認できるようになります。ダッシュボードの下部にある「1日推奨エネルギー摂取量」の右側の「栄養ガイド」から確認できます。設定した目標を達成するために必要なエネルギーや栄養素、運動例を提供します。その栄養素ごとに適した食材も紹介しているため、栄養バランスを考慮した食事づくりの参考にもなります。

以下に栄養ガイドに表示される用語の説明をします。

➤基礎代謝量
カニンガムの公式(筋肉量などから算出)に基づき算出される、身体を動かさなくても生命を維持するために使われる1日の消費エネルギー量です。生命維持とは、呼吸・血液循環・体温維持・脳の活動・消化器の活動を指します。基礎代謝量が増えれば、運動をしていない時間でも消費カロリーが多くなり、太りにくい体になります。基礎代謝量を増やすためにも、筋肉量の増加を目指しましょう。


➤総代謝量
基礎代謝量と普段の運動習慣を掛け合わせて出した1日の消費エネルギー量です。まずは総代謝量を毎日達成できるように、運動や1駅分歩くなど小さなことから心掛けてみましょう。また、運動記録では1日の消費カロリーの目標を設定することができます。運動記録の目標設定に総代謝量の数値を設定し、毎日運動を登録しながら達成できているかどうか確認してみましょう。


➤一日摂取エネルギー量
目標設定の際に回答したダイエット期間で、体脂肪量や骨格筋量の増減目標を達成するために推奨される1日あたりの摂取エネルギー量です。体脂肪を1kg減少させるには7700kcalの消費が必要という考えに基づき、個人の増減目標を踏まえて算出した値が「一日摂取エネルギー」として表示されます。なお、過度なダイエットによる健康障害を防止するため、この値には下限を設けています。


➤食事一回の推奨摂取エネルギー
一日摂取エネルギーを目標設定の際に回答した食事回数で割った値です。さらに、炭水化物・タンパク質・脂質それぞれの1食あたりの摂取目標に対して、食材の例と含有量を表示しています。毎日の食事を考える際に目安としてご参考ください。

※以下の条件に当てはまる方は、タンパク質の摂取目標が比較的高い値が算出されることがあります。
・InBodyの測定結果において骨格筋量が多い場合
・骨格筋量の増加に特化した目標設定をしている場合
・運動及び活動量が多い場合

運動ガイド

目標設定の際に回答した運動頻度や強度に基づき、目標に合わせた簡単な運動の参考例を提案します。全身をバランスよく鍛えられるよう、各部位の運動をセット数も表示しています。また、各トレーニング方法の詳細を確認したい場合は、動画ボタンを選択すると関連する運動動画の検索結果が表示されます。