ビッグツリースポーツクラブ ラグザ+24
-InBody×GRANDEで挑戦する24時間店舗の新しいあり方-

✓InBodyを活用する目的
● 日々の運動の成果を会員様に感じてもらうため
● 施設内のイベントでInBodyを活用するため

✓InBody270導入の決め手
● 結果が見やすく、分かりやすく、正確である点

✓得られた効果
● 会員様にとって、InBodyの測定結果が日々の運動や生活習慣を見直すきっかけになっている
● アプリでいつでもどこでも自分の結果を確認できて、トレーニングメニューを組みやすいと、会員様から好評をいただいている
● GRANDEと連携でき、一人ひとりに合ったオーダーメイドのサプリメントを提供できるようになった

機種モデル:InBody270

栃木県宇都宮市を拠点とする「ビッグツリースポーツクラブ(以下ビッグツリー)」は、1995年創業の地域密着型スポーツクラブです。本拠地である「桜本店」を中心として、宇都宮市の環状線沿いにJR宇都宮駅を囲う形で複数の24時間店舗を展開しています。「ビッグツリー」という名前は、一本の大きな木の下に、子供からご高齢の方まで、幅広い世代が集い、多くの笑顔があふれ、そこに集う人たち全てが健康な心と体を育む施設でありたいという想いが込められています。

ビッグツリースポーツクラブ ラグザ+24(以下ラグザ+24店)は、2008年に女性が通いやすい総合スポーツクラブとしてオープンしましたが、2020年には新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて24時間営業スタイルのジムとしてリニューアルしました。施設面積はビッグツリーの24時間店舗の中でも最大規模を誇っており、50名がレッスンを受けられる広々としたスタジオがあるのが特徴です。

また、ラグザ+24ではインストラクターによるスタジオレッスンを週に50本行っており、それ以外でも、大きなスクリーンに映し出される映像を見ながらレッスンが受けられる環境を整えています。多くの24時間ジムではスタッフ不在の時間が長くなりがちですが、ビッグツリーは 「人との関わり合い」 「人との助け合い」 「人を楽しませる」 という理念を掲げ、トレーニングオペレーション・レッスン・お客様との会話を大切にしています。

▲ 左から佐藤 健人さん、福栄 和則さん

ビッグツリー創業時からのスタッフで、取締役兼営業企画開発部長を務める福栄 和則さんは、フィットネス業界でのキャリアが長く、現在も現役でスタジオ指導を行っています。

福栄さん:
「ビッグツリー入社後はスタジオインストラクターや支配人などを歴任し、その後本部スタッフとして現場を離れることになりインストラクターの業務から遠ざかっていたのですが、3年前に施設の人手不足のためインストラクターを再開し、現役でスタジオ指導をしています。『ビッグツリーに通ってよかった、来ると元気になる』 と感じていただけるよう、会員様に寄り添った施設運営を心掛けています。」

ラグザ+24店の責任者である佐藤 健人さんは、18歳からインストラクターとして活動し、2018年にビッグツリーに入社しました。現在はマネジメントや店舗管理業務、スタジオレッスン等を担当しています。

佐藤さん:
「私は常に 『自分より他人』 をモットーにしており、会員様に対してはもちろんの事、スタッフに対しても真摯に向き合うことを心掛けています。特にマネジメント業務をする中で、会員様の満足度を上げるにはまずスタッフの満足度を上げることが重要だと考えています。会員様もスタッフも含め、全員が繋がることのできる場として心地良い空間を提供できるよう日々業務に取り組んでいます。」


会員とスタッフを繋ぐInBody

▲ 店舗入口に設置されているInBody

ラグザ+24店は2020年のリニューアル以降からInBody 270を活用していますが、オープン当時からInBodyを導入しており使用歴がとても長いため、InBodyを活用した指導経験の熟練度はもちろん、体成分に対する深い理解があります。現在はクラウドサービスによるデータ管理システムLookinBody Web(以下、LBWeb)も取り入れており、測定結果は自動で会員のInBody専用アプリに転送されます。結果用紙を印刷して管理する運用を見直して、会員はスマートフォンから、インストラクターはブラウザの専用ページから、いつでも測定結果を確認・管理できるようになりました。LBWebの導入により、スタッフが不在の時間帯でも会員が自由に測定できる運用へと変わり、24時間営業の施設により見合った環境が整いました。

佐藤さん:
「私がビッグツリーに入社した時には既にInBodyが導入されていたので、私自身InBodyとはもう20年近くの付き合いになります。結果が見やすく、分かりやすく、正確である点が非常に魅力的です。現在InBody測定に伴うカウンセリングは行っていませんが、日頃から会員様がスタッフに声を掛けやすい、質問しやすい環境を整えています。そのため、自分の測定結果が気になる方や運動のアドバイスが欲しい方は、自らスタッフへ声を掛けていただいており、スタッフが結果を確認してアドバイスをしたり理想の体型に近づけるためのトレーニングサポートをしたりしています。スタッフもInBodyを測定しているので、スタッフと会員様で結果を比較しながら説明することもあります。会員様は1ヶ月に1回程度測定されており、その結果をもとに日々の運動や生活習慣を見直すきっかけになっています。実際に会員様からは、結果が見やすく、アプリでいつでもどこでも自分の結果を確認できて、トレーニングメニューを組みやすいといった声が寄せられています。特に、経過が確認できる折れ線グラフは体の変化を視覚的に捉えることができるため、会員様からも好評です。」

▲ 測定結果の説明を受ける会員

ビッグツリーでは、インボディ社が開催するInBody Challengeへの参加に加えて、独自のキャンペーンも多数開催しています。

佐藤さん:
「インボディ社が開催しているInBody Challengeをベースにしながら、例えば前年度に配属していたビッグツリー+24 御幸ヶ原店とビッグツリー+24 平松本町店では2店舗で競い合う形式にアレンジすることで参加者の皆様の意欲を高めるイベントを開催いたしました。さらに、全国規模のInBody Challengeにも並行して参加することで会員様の当選確率を高め、イベントへの継続的な参加を促しています。また、『脂肪買取キャンペーン』 では、期間内に減らした体脂肪量に応じて会費を割引したり、店舗内のショップで使用できる割引券やレッスン予約特典を獲得したりできます。このようにInBodyの測定結果を用いたキャンペーンを行うことで、日頃のトレーニングへのモチベーションと継続率の向上を図っています。」


オーダーメイドで健康をサポートするGRANDE

ラグザ+24店では、InBodyと併せてGRANDE(ドリコス株式会社)も導入しています。GRANDEはAIが搭載されたサプリメントサーバーで、身長と体重だけでなく体成分や生活習慣など、様々な情報に基づいてオーダーメイドの粉末サプリメントを提供してくれます。

▲ 一人ひとりに最適なサプリメントを提供するGRANDE

福栄さん:
「新しいサプリメントサーバーを探している際に、SPORTECという最新のフィットネス機器や健康サービスが集まる、日本最大級のスポーツ展示会でGRANDEに出会いました。一般的なプロテインサーバーは決まった成分が液体で出てくるものが多かった中、GRANDEは粉で抽出されるという点が興味深く、粉を溶かすための水素水の契約も同時に取りやすいという点が魅力的でした。また、初期費用が少なく、ランニングコストも利用状況に比例して発生するため、無駄なく効率的に活用できる点から導入しやすかったです。」

GRANDEは1日2回まで利用可能で、店舗間での相互利用もできます。味の種類や濃さを選べる点も好評で、GRANDEだけを飲みに来る会員や、GRANDEをきっかけに毎日通うようになった会員も増え、来館や継続のきっかけにも繋がっています。また、GRANDEはInBodyとの連携ができる点も大きな魅力の一つです。InBodyと連携をすることでGRANDE側に測定データを共有し、それを基に調合されたオーダーメイドのサプリメントが抽出されます。

佐藤さん:
「InBodyと連携することで、リアルタイムに最新の体の状況を反映することができるため、より 『自分に合った、自分のための』 サプリメントを提供することが可能になります。会員様からも、自分に合ったオーダーメイドのサプリメントが提供されることが嬉しいという声をいただいています。」

▲ 左からGRANDEとInBody
(InBodyの測定結果がGRANDEに送信され、体成分結果から最適なサプリメントが提供される)

実際にGRANDEとInBodyを連携すると、GRANDEの画面でもInBodyで測定した体成分データを確認することができます。

▲ GRANDEの体成分データ画面(左から体脂肪率・部位別筋肉量)

※GRANDEを手掛ける「ドリコス株式会社」様の記事はこちらよりご覧ください。


ビッグツリーの今後の展望

ビッグツリーは総合型スポーツクラブの良さを活かしながら、24時間店舗として新たなスタイルの確立を目指しています。各店舗ではそれぞれの特性を活かした展開を行っており、ラグザ+24店では広いスタジオで参加できるスタジオレッスンを強化、平松本町店では初心者も始めやすいよう豊富なプログラム、御幸ヶ原店ではレズミルズプログラムなど最先端のエクササイズを積極的に導入しています。このように店舗毎にターゲットを明確にし、どのような会員でも楽しくトレーニングを継続できる環境づくりに取り組んでいます。

佐藤さん:
「一般的な24時間ジムは会員とスタッフの関わりが少ない現状があります。しかしビッグツリーは、人との関わりが活発だった昔のフィットネスの良さを取り入れつつ、24時間店舗として新しいことにも挑戦していきたいと考えています。その第一歩として店舗毎のターゲットに合わせた取り組みを強化しながら、単なるトレーニングの場ではなく、人と人が繋がるジムづくりを目指していきたいです。

また、InBodyに関する今後の目標は全会員のうち定期的にInBody測定を行う方の割合(利用率)を80%以上に引き上げることです。会員になると入会初日に必ず測定いただきますが、その後も定期的に測定している方は全体の50%を下回り、測定者のほとんどが若年層です。しかしラグザ+24店の会員は約70%が高齢者であり、リニューアル前から継続して通っている方が多い特徴があります。こうした理由から、利用率は年々増加してきているものの、なかなか利用率が上がらないのが現状です。今後は高齢者の方にも気軽に測定していただけるように工夫していきたいと考えています。」

福栄さん:
「GRANDEは成分も良く、クオリティがとても高いものです。この魅力をスタッフが会員様に正しく伝えられるように、サプリメントや栄養についてもっと勉強しながら、更に普及させていきたいと考えています。ジムで運動し、InBodyで身体の状態を把握し、GRANDEで栄養を補うといった一連の流れを通して、より総合的な健康サポートを提供していきたいと思っています。」