UNINTERRUPTED Fitness
–InBody社員 トレーニング体験企画–
✓InBodyを活用する目的
● トレーニングの効果を数値で確認するため
✓InBody270導入の決め手
● 体成分の変化を利用者に客観的な数値として提供できる点
✓得られた効果
● トレーニングによって体脂肪量だけが減少した、というような変化を追えるようになった
● クロスフィットによる機能的な成長の他に、体成分の変化まで観察できるようになった
● InBodyの結果をメンバー同士が共有し合い、お互いのモチベーション向上に繋がっている
機種モデル:InBody270
UNINTERRUPTED Fitness (以下、UFit)は、クロスフィットに特化したフィットネスジムです。クロスフィットとは日常動作をベースとした動作を複数組み合わせたワークアウトを高強度で行うフィットネスプログラムです。1時間のクラスの中で有酸素運動と無酸素運動の両方を行うことができ、効率的に全身を鍛えられます。UFitはクロスフィットトレーナーによる丁寧な指導を直接受けながら、本格的な設備の中でトレーニングを行える日本有数の施設です。1時間のワークアウトを通して、運動体験に留まらず、人々が交流する場として仕事や日々の生活にもインスピレーションを与えています。
施設は様々なライフスタイルに合わせて多くの方が利用できるよう、6:00から22:00まで開館しています。クロスフィット初心者向けのビギナーズクラスや、関節の可動域を高めることを目指すヨガクラス、5歳から12歳までを対象としたキッズクラスなど、メンバーのニーズに合わせた多様なプログラムに参加することができます。個々の能力や成長に合わせてプログラムを変えながら、年齢や性別関係なく誰もが楽しく運動を継続できるようなサポートを行っています。
今回取材させていただいたのは、UFitを運営している板谷 友弘さんです。
▲ 板谷 友弘さん
板谷さん:
「僕自身は、2014年からクロスフィットを始めました。当時は社会人のアメフトをやっていて、大手のジムでトレーニングをしていました。もう少し効率の良いトレーニングはないかな、と探していたところ、サプリメントを購入しに行ったお店にクロスフィットのジムが併設されていて、そこでクロスフィットに出会いました。実際に体験してみて、これはいいな! と思いクロスフィットを始めました。」
現在はUFitを運営しながら、ご自身もクロスフィットの選手として活躍されています。2022年にはCrossFit Games Openにおいて 日本1位に輝き、2021年には世界大会で15位という優秀な成績を収めています。
板谷さんはクロスフィットのトレーナー資格も数多く保有しています。一般的なクロスフィットのトレーナーの資格に加え、キッズクラスやアスリートクラスを教えるための資格、器械体操に特化した資格など幅広い資格を持ち、本格的なクロスフィットを丁寧に分かりやすく指導しています。
「途切れない」をキーワードに設立されたUNINTERRUPTED Fitness
板谷さんがUFitを設立したきっかけには、企業に勤めていた頃に感じた、同僚や周りの人の健康課題にあります。
板谷さん:
「もともと企業勤めをしていたのですが、なかなか忙しい業界でした。日々の業務や会食などで生活が不規則になり、太ったり、疲労感を感じていたりする同僚が多くいたことに課題を感じていました。この状態を解決する良い方法はないか、と考えていたときに自身が出会ったクロスフィットが最適だと思い、このUFitを設立しました。クロスフィットなら、1時間と決まった時間でのワークアウトで効率的に鍛えられるので、忙しい社会人でも取り組めますし、健康になって仕事の効率も上がるのではないかと考えています。」
UNINTERRUPTEDとは、日本語に訳すと「途切れない」という意味で、ここにUFitに懸ける板谷さんの想いが詰まっています。
板谷さん:
「UFit設立にあたり、主に3つのキーワードがありました。”メンバーさん(利用者)の継続的な成長” ”人や社会との繋がり” ”フィットネスと生活の繋がり” です。1回のワークアウトで終わりではなく、定期的にトレーニングをしながら、毎回何かしらの成長や変化を感じてほしいと思っています。そういった意味で、継続的な成長をキーワードの一つにしています。また、グループで行うクロスフィットをきっかけに、家庭や職場以外のコミュニティを作り、社会的な繋がりを持つことでより良い生活を送ってほしいと考えています。そして、フィットネスが特別なものではなく、食事や入浴と同じような生活に欠かせない一部となってほしいです。この3つ全てをうまく言い表した言葉が、”UNINTERRUPTED” でした。」
InBody社員がクロスフィットを体験
現在UFitには、小学校1年生から71歳まで、男女関係なく幅広い年代の方々が通われています。目的は様々で、筋肉量の増加や体力向上の他にも、体の可動域を広げて他に取り組んでいるスポーツの成績を上げたい、という理由でクロスフィットに励む方もいます。
今回はUFitにお伺いし、実際にInBody社員2名(芹沢&川越)がクロスフィットを体験させていただきました。
▲InBody社員 左から川越、芹沢
InBody芹沢:
「今回私たちが体験させていただくクロスフィットとは、どのようなトレーニングなのでしょうか? 」
板谷さん:
「クロスフィットは、2000年にアメリカで誕生したフィットネスで、定義があるんです。自由に体を動かすフィットネスに定義があるって、すごく不思議な感じがしますよね。その定義は、『高い運動強度で実施する様々な実用的動作』 というものです。高強度という言葉を聞くと激しい運動を思い浮かべるかもしれませんが、より高重量を用いて、より長い距離、より多くの回数を、より短時間で行うという意味です。様々な実用的動作とは、一般的なジムで行うようなマシンを使った動作とは少し違います。ジム内を見渡していただくと、マシンがたくさんあるというよりは、ガランとした空間です。人間の動きは、座る・立つ・歩くなど、体全体を使って動いていますよね。クロスフィットも同様に、色々な関節を一気に動かして、より効率的に、実用的な動きをすることで、総合的に身体能力を高めていくことを目的としています。」
InBody芹沢:
「なるほど。高強度と聞くと少し身構えますね・・・。ではさっそく体験に移りますが、ワークアウトの前にInBody測定をするんですね。」
板谷さん:
「そうですね。正確な測定を行うために、トレーニング前の体水分が安定している状態での測定をお願いしています。また、初回の方には結果用紙の見方もご説明しています。メンバーさんは、月1回程度のペースで測定しています。クラスが時間帯によって分けられているのですが、大体皆さんは参加するクラスが決まっているので、自ずとInBodyを測定する時間帯も毎回同じです。」
InBody芹沢:
「InBodyは、トレーニング後で汗をかいていて息が上がっている状態などの体水分が不安定な状態で測定を行うと、数値に影響が出る可能性が大きいです。板谷さんの仰る通り、運動前の落ち着いた状態で測定していただき、できるだけ毎回同じ時間帯で条件を揃えていただくことで、モニタリングしやすくなりますね。」
板谷さん:
「クロスフィットは、体の外見がどう見えるかという視点ではなく、何ができるかということを重要視しています。例えば、芹沢さんが初回のトレーニングでは懸垂を1回もできなかったとして、何か月か通った後に1回できるようになったというような、より動けるようになった、体を上手く使えるようになった、ということを増やしていくことがクロスフィットの目的の一つでもあります。とはいえ、社会人だと特に食生活の乱れなどによって体型や体重、体脂肪率が気になりますよね。」
InBody川越:
「そうですね、トレーニングをしている方で、そこが気になる方は非常に多いと思います。」
板谷さん:
「そういった体成分が気になっているメンバーさんに、クロスフィットを通してどのように体成分が変わっていくのかを客観的にお見せしたいと思っていたところに、InBodyをご紹介いただきました。こんな素晴らしい機械があるのか!と思い、導入に至りました。」
InBody芹沢:
「ありがとうございます。実際に、クロスフィットを通して体成分が変化した方は多いでしょうか? 」
板谷さん:
「非常に多いです。例えば、しっかりトレーニングしている方だと筋肉量が着実に増えてきていることがInBodyの結果に出ています。また、食事内容は変えていないのに、クロスフィットを通して体脂肪量だけが落ちたという声も多いです。」
InBody川越:
「素晴らしい変化ですね! そのような変化が数値として目に見えると、頑張って良かったと嬉しくなりますよね。」
板谷さん:
「そうですね。やはりInBody測定後の皆様の反応は様々です。ただ、毎月の結果の変動に一喜一憂せず、一時点の結果や短期間での変化ではなく長期的な目で見て体成分の変化を追うようお伝えしています。機能的な成長はクロスフィットトレーニングの中で、体成分の変化はInBodyで感じてほしいと思います。ではさっそく、InBody測定をして、クロスフィットを体験してみましょうか!」
板谷さん:
「お疲れ様でした。クロスフィットを体験してみて、どうでしたか?」
InBody川越:
「特定の筋肉だけを鍛えることを目的とするボディメイクとは違い、身体全体を使って効率よく動作を行うクロスフィットは新鮮でした。休みなくトレーニングするので、心肺機能も鍛えられました。色々な動作があり、自由に組み合わせて毎回違うトレーニングができ、飽きずに継続できる点も魅力的でした。今回は初心者用のメニューで組んでいただきましたが、次回はより運動強度を上げて挑戦してみたいです。」
InBody芹沢:
「周りにどんなマッチョがいようと ”憧れるのはやめましょう” と決意し、トレーニング体験に挑みました。ただ、有酸素・無酸素運動を並行して全力で行うクロスフィットは、筋トレとランニングを同時に行っている感覚で、予想以上にきつかったです。周回遅れになってしまい、InBody測定結果と同じく、体力の衰えを実感しました。今後クロスフィットを体験する機会があれば、涼しい顔でトレーニングできるようになることを目標に日々の生活習慣を見直していきます。」
地域のコミュニティの輪を広げるフィットネスジムを目指して
UFitは、ジムを運動する場として完結するのではなく、クロスフィットというトレーニングを通じてメンバーの生活や、地域、さらには社会にまで影響を及ぼすような、コミュニティの場となることを目指しています。
板谷さん:
「メンバーさんの中で自発的にグループができていて、その中でInBodyの結果を共有し合って、トレーニングのモチベーションを高めている動きがあります。この小さな動きを、UFit全体に広げていって、より大きなコミュニティが育つといいなと思っています。UFit自体も、設立から2年半が経ち、メンバーさんも増えてきました。今後はジム内での活動にとどまらず、みなとみらいや横浜といった、地域の方々とフィットネスを楽しめるような外部での取り組みをしていきたいと考えています。」