沿革

1990年初、開発者の車 基哲博士は既存の生体電気インピーダンス分析法(Bioelectrical Impedance Analysis;BIA)の限界に注目しました。その限界とは、BIA法による体成分分析は体成分の均衡が崩れている疾患者の診断に最も必要でありながら、実際に医療で適用するには技術の精度が不十分であったことです。車博士は専門分野であった生体工学の観点から既存の技術的限界を乗り越える方法を考案し、新しいBIA法の開発を始めました。
1996年、車博士は株式会社インボディ(InBody Co., Ltd.)を設立してInBodyを発売します。当時のインボディ社は小規模のスタートアップ企業に過ぎませんでしたが、今は世界各地で現地法人や代理店を運営し、110ヶ国に製品を供給するグローバル企業に成長しました。世界各地の研究者は高精度・高再現性と代表される弊社の技術力を理解し、InBodyが測定する体成分分析のデータを信頼しています。