住友生命保険相互会社 京阪支社
-InBodyを通じて人々の健康とウェルビーイングに貢献する-

✓InBodyを活用する目的
● お客さまの健康増進への意識向上を図ってもらうため
● 各企業へInBodyを持ち込み、定期的に測定してもらうため
● Vitality体験版による効果をInBodyを通じて感じてもらうため

✓InBody270導入の決め手
● 部位毎に筋肉量や体脂肪量を確認できることから、どの部位の筋肉量が足りていないか、どの部位に脂肪が多いのかなどを確認できる点

✓得られた効果
● InBodyの測定結果から、健康のために”何か行動しなければならない”と気づいてもらえるようになった
● 企業へInBodyを切り口に健康づくり支援を勧めることができるため、保険色なく健康増進を一押しすることができるようになった

機種モデル:InBody270

住友生命保険相互会社(以下住友生命)は明治40年(1907年)に創業し、生命保険業や資産運用など保険事業を主要業務とする会社です。従業員数は44,049名で、営業拠点として全国に92の支社・事業部と1,528の支部が置かれています(2022年度末時点)。中でも大阪府枚方市にある京阪支社は、400名の営業職員と7つの拠点を統括する関西屈指の営業拠点です。また、当社は健康増進型保険 “住友生命「Vitality」(以下Vitality)” を提供していることでも注目を集めています。Vitalityは運動や健康診断などの取り組みをポイント化し、そのポイント数に応じて保険料が安くなったり、様々な特典を楽しむことができたりするという仕組みを通じて、病気になるリスクそのものを減らす健康プログラムです。

※住友生命「Vitality」プラザ 大阪梅田Advance店の取材も行っていますので、こちらの記事も是非ご覧ください。

▲ 大野 恭平さん

京阪支社 営業推進担当課長の大野 恭平さんは主力商品Vitalityの販売を中心とした営業職員のサポートの他、支社のイベント運営や業績管理に携わっています。また、健康啓発の一環として企業を訪問し計測会などを企画する際には、InBodyの測定担当者として様々な現場を任されています。

大野さん:
「InBodyは全国の支社で79台(2024年6月時点)導入されていますが、最初に導入したのは京阪支社です。住友生命「Vitality」プラザ 大阪梅田Advance店でInBodyが活用されている場面を目にしてから、京阪支社でも活用していきたいと支社長と一緒に声を挙げました。InBodyは筋肉量と体脂肪量を部位毎に確認することができるので、どこの部位の筋肉量が足りていないのか、お腹の脂肪がいかに多いのかが明確に分かりますし、お客さまに測定を体験していただけたら、健康増進の意識向上に繋がるだろうと確信していました。」

京阪支社だけでも12台のInBodyが稼働しており、参加するイベントやお世話になっている企業様への健康啓発で活用されています。


企業を対象に健康づくりを支援する

大野さん:
「体重だけでお客さまの健康度合を測るのではなく、部位別筋肉量や部位別体脂肪量など、様々な測定項目を用いて現在の身体の状態をお伝えすると、お客さま自身で “健康のために、何か行動しなければならない” と気付いていただけることがInBodyの一番の強みだと思っています。自身の身体の状況を自覚するということは、運動に取り組むきっかけとなるので、『体のバランスをより良くしませんか? より健康な状態を目指してみませんか?』 とお話ししながら、健康増進活動に取り組んでいただくためのツールとしてVitality体験版をお勧めします。」

※Vitalityの健康プログラムの一部を一定期間体験いただける無料のトライアルです。住友生命では大阪府と「次世代スマートヘルスに関する共同プロジェクト」の展開を宣言しており、通常はトライアルの期間が1ヶ月ですが、大阪府下においては3ヶ月のトライアルが実施されています。

▲ 企業の健康づくり支援として行っているInBody計測会

住友生命京阪支社では、健康づくり支援としてInBodyを各企業へ持ち込み、定期的に測定してもらうように取り組んでいます。Vitality体験版のお試し期間が3ヶ月間であることに合わせて、定期的に測定が可能な企業へは3ヶ月周期で訪問しています。3ヶ月という期間は、体質改善に必要とされるおおよその期間(≒体成分に変化が現れる期間)とも一致します。

大野さん:
「『3ヶ月後にまた来ますので、そのときに点数が上がっていたら良いですね!』 とお伝えして、健康増進への取り組みのモチベーションにも繋がるようにしています。数ヶ月後の測定で、目に見えて筋肉量の増加が分かったり、点数が上がったりしている人もかなりいて、取り組んできたことの成果が数値に表れると皆様非常に喜ばれます。これもInBodyの良いところだと思います。

市販の体組成計に比べて、全身の筋肉のバランスなど、詳細に身体の状態が数値化されるので、InBodyを体験された方の反応はとても良いです。立ち仕事の関係から脚の筋肉量は比較的多くても腕の筋肉量が少なかったり、お腹周りが気になる方で体幹の体脂肪量が ”高” と出ていたりなど、特に結果が悪かったお客さまの方が行動変容に繋がっているように感じます。」


ウェルビーイング貢献のための健康づくり支援の環

住友生命京阪支社では、企業の健康づくり支援先を広げるために健康優良法人認定企業や人事総務課の健康づくり担当者を中心に日々アプローチしています。近年は健康優良法人の取り組みなどで、社員の健康について関心を寄せる企業が今まで以上に増えてきていますが、いざ健康づくりを行うとなると一体何から取り組めば良いのか分からず悩まれている企業が多いのも現状です。

▲ 計測会に向けてInBodyを運搬 (4名程のチームで各企業の計測会を担当)

大野さん:
「企業の健康づくり担当者にアプローチする際は、まず 『京阪支社でInBodyという機器を導入しておりまして、企業様を対象に健康づくりの一環で計測会というものを行っています。もしよろしければ御社でも開催してみませんか?』 と切り出します。InBodyは結果が目的ではなく、健康状態に目を向けること、運動や食事管理に取り組むきっかけとなることが狙いです。企業様と社員の皆様が自主的に健康増進活動に取り組むきっかけ作りとして、InBodyや私達の活動がお役に立てると信じています。

InBodyが導入される2022年より前は、Vitality体験版だけが健康増進を進めるためのツールでした。Vitalityは保険商品だけではないのですが、住友生命は保険会社のイメージが強いこともあり、新規の企業様へご案内する際では内容を確認されることなく、会社名だけでお断りされてしまうこともありました。InBodyを導入してからは、InBodyを切り口に健康づくり支援を勧めることができるので 『計測会良いですね』 と保険色なく健康増進を一押しすることができるようになりました。」


住友生命京阪支社主催 InBodyグランプリの開催

大野さん:
「普段お世話になっている企業様や京阪支社の各支部に設置しているInBodyを活用されている皆様を対象に、InBodyグランプリというイベントを企画しました。2023年に第1回を開催しまして、約2,800名の方にご応募いただきました。また、現在は第2回InBodyグランプリが開催中です。」

※第2回InBodyグランプリは2023年12月23日~2024年3月22日に開催されたもので、現在はイベント終了しています。第2回グランプリでは約1,300名の参加者がイベントを盛り上げました。

▲ 第1回InBodyグランプリ表彰式の様子

大野さん:
「本グランプリは特定期間内で測定したInBody点数の得点を競うというイベントで、上位10位までと特定の順位の方に賞品を用意しました。また、1位~3位の方には筋肉ムキムキなマッチョがデザインされたオリジナルトロフィーを授与させていただきました。第1回グランプリに輝いた方は消防署の副署長さん(99点)で、次回グランプリも狙っていきますと意気込まれていました。」


InBodyと様々なイベントを盛り上げる

▲ もうすぐ万博開幕500日前! EXPO FES! の住友生命ブース

大阪府と住友生命は、2022年9月7日に 「次世代スマートヘルスに関する共同プロジェクト」 の展開を宣言し、大阪府民の皆様の健康づくりを応援することを目的に 「大阪Vitalityチャレンジ」 を実施しています。この大阪Vitalityチャレンジでも、自身の身体を理解し健康増進に目を向けていただくためにInBodyを活用しています。

大野さん:
「自治体が行っているイベントに参加することもあります。イベントでは市民の皆様の健康づくりという役割を担い、InBodyの測定を行っています。市民の皆様にInBodyを測定していただくことで、自身の身体を理解し、運動や健康増進に取り組むきっかけになればと考えています。また、2023年10月に開催された 『もうすぐ万博開幕500日前! EXPO FES!』 では、住友生命のブースにInBodyを2台設置し、2日間で約200名の方がInBodyを体験されました。参加した社員の休憩を回すことが難しいほど多くの方に集まっていただき、大変好評でした。」


今後について

住友生命京阪支社でInBodyが導入され約1年半が経過した現在では、全国の住友生命支社でInBodyを活用した健康づくり支援が広がっており、住友生命内の集合研修ではInBodyとInBodyの活用方法についての教育がされるほど浸透しました。

大野さん:
「健康には気を付けないといけないなという意識は持っていただけているのですが、まだ自分は今のままで大丈夫と思い込んでおられるお客さまも多いです。そういう方にこそ是非InBodyを体験していただき、今の身体の状態を目の当たりにしてもらって、健康増進活動に繋げてほしいです。私達が健康づくりのきっかけを提供できれば、弊社の考える “一人ひとりのよりよく生きる=ウェルビーイング” の提供に貢献できるのではないかと思います。今後も引き続き、InBodyグランプリや計測会を企画していきたいと思います。」