A1. 厚生労働省では「感染症法に基づく消毒・滅菌の手引きの改正について」にて、SARS・MERSなどの呼吸器症候群に対する消毒法として、抗ウイルス作用の強い消毒液による清拭を推奨しています。その消毒液の中でInBodyの電極・ケーブル・本体素材が耐性を持つ成分は「アルコール (消毒用エタノール、70v/v%イソプロパノール)」です。次亜塩素酸ナトリウム (濃度0.05〜0.1%)の使用については、一時的な使用は問題ありませんが、長期の使用は機器の変色や腐食の原因となります。

また、電極・ケーブル・画面を清拭する際は、消毒液を布や脱脂綿につけ、液体が内部に入らないように拭きとってください。液体が機器内部に入ると、電子部品に致命的な損傷を与える恐れがあります。

A1. 測定中にベッドのパイプや車いすのアームパイプなどの金属に触れていると、測定エラーが出ます。体が金属に触れていないことを確認してください。

A2. 肌が乾燥していると電流が流れにくくなり、測定エラーの原因になります。電解ティッシュ等で電極接触部位を十分に濡らしてください。

A3. InBody S10の場合、足電極を装着した際に肌と接触していない場合があります。足電極はくるぶしとかかとの間に位置するようにし、最大に広い面積で電極と接するように装着してください。それでもうまく接触しない場合は、電極の上から押さえた状態で測定してください。